キウイフルーツと剪定
キウイフルーツの枝の剪定は、収穫量を決める大きな要因の一つです。
これまでで、100個の年もあれば数個の年もあったのですが、ちゃんと剪定をしていなかったことが原因で、このようなことが起きていたということがわかりました。
そこで、実家のキウイ棚を私が引継ぎ、剪定を始めました。
3年目ですが、およそ100個にまで復活してきました。
剪定をしないと伸び放題で、キウイの実がつきません。
こんな状態で放っておくと、木が枯れてしまいます。
そんなわけで、キウイフルーツを毎年たくさん食べられるように、冬の間に剪定をしておきましょう。
キウイフルーツの剪定時期と方法
キウイフルーツの剪定時期
一般的には
キウイフルーツは1月末までに剪定を終える
とのことです。
寒い場所では2月でもOKとのことです。
切った場所から樹液が止まらなくなるので、休眠している間にするのが良いとのことです。
キウイフルーツの剪定の道具
多くの枝は、剪定ばさみで切れます。
しかしキウイの枝は、ツル状にどんどん上に広く伸びていきますので、剪定はなかなか大変です。
しかも1月の寒い時期ですので、防寒対策なども必須です。
キウイフルーツのオス(雄花)とメス(雌花)
キウイフルーツはオス(雄花)とメス(雌花)がありますが、メス(雌花)に実をつけます。
オス(雄花)の花は受粉用に必要ですが、それ以上には特に必要ありません。
ですが、剪定で間違えて切ってしまっては大変ですので、剪定する前と剪定しながら雄の木と雌の木に印をつけておくことをオススメします。
上に伸びた枝は切る
キウイフルーツはとても良く伸びるので、全体的には切りすぎなくらいに切っても良いです。
特に、上に伸びた枝は切りましょう。
どんどん上に伸びていきますし、上に伸びたところで実をつけても収穫ができなくなってしまいます。
できれば、主枝だけを伸ばしていき、脇に伸びた枝で実をつけていくようにします。
昨年実が付いた枝には、実がつかない
脇に出た古い枝には実が付きません。
新しく伸びた枝に実が付くそうです。
つまり、実が付いた枝は切り落として大丈夫ということなので、収穫のときにどれに実がついたかマークをしておくのが良いでしょう。
そして、キウイフルーツは新しい枝に実がつくので、7節くらい残して切るようにしましょう。
主枝を切り返す
一方方向にどんどん伸びていくので、そのままでは棚がなくなります。
ですから、枝を残して主枝を切り落として方向転換しても良いです。
キウイフルーツの剪定前と後
剪定前
剪定後
とりあえず昨年の様子がわからなかったので、切りすぎないようにしました。
でもたぶんもっと切って大丈夫だと思いますが、今年はこのくらいで。
切ったら肥料を必ずあげましょう。
春になったら、キウイフルーツの人工受粉をさせてたくさんの実をつけさせましょう。