柿(かき)の特性を知って、長い期間で食べる

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収穫の時期が一気にやってくる秋

秋においしい柿

秋・・・果物の美味しい季節ですね。

多くの果物が一気に収穫の時期を迎えるので、一年に分散していたらいいのに・・・と思うのは私だけでしょうか。

収穫する果物も、もちろん熟すタイミングは育ち方でも少しずれるものの、やはり同じ時期にたくさんの実をつけます。

そうなると大量に収穫することになり、そして、食べきれない量の果物を、どう料理しようか、誰にあげようかということを考えるものです。

今年も柿がたくさん実をつけ、そして食べきれないほどの量になりました。

柿は放っておくとどんどん追熟し、オレンジ色が濃くなり、柔らかくなり、そして甘くなっていきます。

しかし、時期を過ぎるとその甘さは峠を越え、柔らかさも適度ではなくなってきます。

そうなると料理に使うとかジュースにするとか・・・ちょっともったいない気がします。

だからといって干し柿にするのはちょっと・・・

だったらいっそのこと、がんばって食べてしまおうか、なんて考えていました。

柿が熟すのを遅くできないだろうか?

柿がいっぱいあるにも関わらず、毎日何個も食べられるわけでもありません。

そこで、毎日1つづつ長い期間をかけて食べられないかといろいろと調べたところ、柿の熟すスピードを遅くする方法を発見。

昨年試してみたところ大成功だったので、今年もその方法で対策をしてみましたのでご紹介します。

1.柿が熟す理由を知る

柿の熟すポイントは切り口にある

柿が熟すのは、切った枝(ヘタ)の部分にあることがわかりました。

切り口から水分が放出されていくことで、柿の熟すスピードが増していくようです。

ということは、、、、この切り口の部分から水分が抜けていかないようにすれば良いのでは?

そうです、切り口を湿らせておくことで、柿の熟すスピードを遅くすることができるのです。

2.ティッシュを湿らせる

柿の切り口を湿らせておくためにティッシュを

家にある簡単なものを使ってみようということで、まずはティッシュを少し切り、水を含ませます。

柿の切り口を湿らしておく

そして柿のヘタの切り口部分を、湿らせたティッシュで覆います。

3.アルミホイルで覆う

柿の切り口を湿らせて保湿しておくためにアル

そのティッシュの部分の上からアルミホイルで覆います。

乾燥している季節ですから、濡れたティッシュもすぐに乾いてしまいます。

ですから、そのティッシュごとアルミホイルで覆ってしまうのです。

アルミホイルが外れないように逆さまにしてお

そしてその覆った部分を下にすれば、もう外れることはありません。

あとは、冷暗所においておくようにしましょう。

もし、あまり熟していないようであれば、逆に乾燥したところにほおっておくことで、熟すスピードを増すことができます。

これで、大量に柿をいただいても、ゆっくりと長い期間をかけて美味しさを楽しむことができます。

ぜひお試しください。