キウイの枝、どれを切ればいい?
キウイの枝、これだけこんがらがっていると、どこをどう切っていいのかわかりませんよね。
ですが、もちろん「切っていい枝、切ってはいけない枝」があります。
順番に追っておけば、それほど難しいものではありません。
雄の枝と、雌の枝を見分ける
キウイには、雄と雌の木があります。
雄と雌の木の2本が伸び、
そして雄(オス)の花と雌(メス)の花が咲き、
その花粉が受粉をして、
雌(メス)の花に実がつきます。
ここで大切なことは、
雄(オス)の木と、雌(メス)の木を見分けておくこと
です。
ものすごく大切です。
これだけ枝が伸び放題でこんがらがると、もうわからなくなるからです。
毎回、グチャグチャになったコードや紐を解くようなものです。
これに一番時間がかかります。
ですから、枝に印をつけるのです。
雄の枝と、雌の枝に印をつけておく
どんな印をつけるのか?
最初は、ペンなど考えました。
でも、取れます。。。
いろいろと考えていたところ、結束バンドではどうかと思いつきました。
白と黒を買って、黒と雄(オス)の木、白を雌(メス)の木としてつけることにしました。
雌(メス)の枝をみつけて、白い結束バンドをつける
まず、雌(メス)の木の枝を見つけます。
実が付いてたのが雌(メス)の枝ですから、それを探します。
できるだけ地面と平行に伸びている枝で切ることが無さそうな枝を探し、白い結束バンドをつけます。
その枝から大元の幹を辿ります。
それが雌(メス)の木ですから、そこから伸びている枝の全てが雌(メス)の枝ですから、そこに実がつきます。
雄(オス)の枝をみつけて、黒い結束バンドをつける
雌(メス)の木が見つかったら、もう片方が雄(オス)の木です。
その幹から枝を辿り、また同様に地面と平行している切らなさそうな枝に黒い結束バンドをつけます。
こうして、少しづつ増やしていきます。
切ってしまう枝につけてしまうこともありますが、その場合にはまた残した枝につけていけば良いです。
どのくらいの間隔で印をつけていくのかは、剪定する広さなどにもよるのでわかりませんが、多くて困ることはありません。
結束バンドですは、あまりきつく締めるとあとで木が太くなってしまって食い込んでしまうことがあるので、できるだけ緩くつけておくことがコツです。
ぜひまず、キウイの剪定をする前に、結束バンドで「雄の木と雌の木に印」をつけておくことをオススメします。