冬の間じゅう、ブロッコリーを食べられる
売っているブロッコリーは、
こんな、この木なんの木みたいな形のものですよね。
収穫後はこんな状態になります。
これでブロッコリーの収穫は終わり?
いえいえ、そんなことはありません。
ブロッコリーは冬の間じゅう、何カ月も食べ放題になるのです。
ブロッコリーはどんどん増える!
ブロッコリーのメインの茎を切ると、栄養の行き場は、脇芽へと移ります。
そしてそのまま放っておくと、ブロッコリーの葉の脇から、脇芽が伸びて、ブロッコリーができます。
こんな風に、脇芽がどんどん伸びてきます。
そしてどんどん大きくなっていきます。
そのままにしておくと、時期と育て方によっては、とても大きなものに成長します。
こうして脇芽をうまく伸ばして収穫をすれば、冬の間じゅう、収穫し放題になります。
冬の間じゅうブロッコリーを食べ続けるための、3つのコツ
1、メインの茎のブロッコリーは少し小さめで収穫をする
一番のメインである茎の部分から収穫できるブロッコリーを、少し小さめで収穫をします。
だいたい、20センチ以内が良いです。
あまり大きくしすぎると株そのものが成長しすぎて、脇芽が伸びる余力がなくなってしまいます。
2、収穫をしたら、肥料を与える
栽培の中でも、花が咲いたり実ができたりする時には栄養を必要とします。
ですから、切った後には必ず肥料を施すようにします。
次の脇芽が花の蕾をつけるためには、やはり肥料が必要です。
化学肥料のほうが安定した収穫が見込めます。
私は基本を有機肥料で育て、こうした急速な栄養が必要な時には化学肥料を使います。
ハミネにあるように、実の要素が高いものを使うとより良いでしょう。
3、脇芽の花を咲かせない
脇芽の成長は早く、あっという間に大きくなり、花が咲きます。
花が咲くと種を付け始めますが、この工程は株に大きな負荷を与えます。
ですから、蕾を食べるブロッコリーの花を咲かせないように、どんどん収穫していくのが良いでしょう。
ブロッコリーの栄養で冬を乗り切る
ブロッコリーには、レモンに負けないほどのビタミンC、他のビタミンやミネラル、抗酸化作用のある成分が満載。
ですから、冬の風邪などにとても効果的です。
季節には季節に必要な野菜が育つと言われていますが、冬は根の野菜も多いので、緑の野菜でブロッコリーが食べられるのはいいですよね。
ぜひブロッコリーの栄養で冬を乗り切りましょう。