根粒菌(こんりゅうきん)の役割
枝豆/大豆を抜いてみると根っこに数ミリメートルの瘤(こぶ)のようなものがたくさん見えます。
これは根粒と呼ばれる根の一部の器官で、この中に根粒菌(バクテリアの一種)という土壌微生物が住んでいます。
根粒菌は窒素をアンモニアに変える役割をしています。
もしこれを人間が科学的に精製しようとすると、1000気圧、500℃という過酷な環境で作られますが、根粒菌はこれを自然にやってのけます。
空気から植物の成長に必要な「窒素」を土に与えることができるので、緑肥とも言われています。
枝豆/大豆が痩せた土でも育つのは、この根粒菌が居るからなんですね。
次に植える野菜にもとても良い影響が出てくることでしょう。
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