アジサイ(紫陽花)の花は散らない
アジサイ(紫陽花)の花が終わりました。
アジサイ(紫陽花)の花をそのままにしてある花壇を見ますが、その美しさとは裏腹に、とても切ない気持ちになります。
アジサイ(紫陽花)の花は散らないので、色があせて、汚くなってしまいます。
ですから、アジサイ(紫陽花)は剪定をしてあげましょう。
剪定をしないと花が咲かないわけではありませんが、剪定をしてあげることで樹形がキレイになっていきます。
アジサイ(紫陽花)の剪定
アジサイ(紫陽花)は、剪定の方法で、翌年に花を咲かせたり咲かなかったりします。
翌年、アジサイ(紫陽花)を咲かせるには、適切な位置で剪定をする必要があります。
花の2つ下の節を切り落とします。
つまり三つ目の上で切ります。
これ以上、下で切ると、その茎は花が咲く確率が下がります。
三つめの場所から脇芽が伸び、花が咲くのです。
樹形を保つために、思い切って切ることも一つです。
これを強剪定(きょうせんてい)といいます。
剪定よりも強く、短めに切るという意味です。
脇芽が伸びて花が咲くということは、上に向けて樹形が広がっていくことになります。
徐々に混み始めますから、思い切って強剪定をしておくのも良いでしょう。
そうすれば、翌年に咲いてくれる枝が伸びてくれます。
アジサイ(紫陽花)を挿し木で増やす
昨年に強剪定をした枝は、こんな風に花を咲かせず伸びます。
このままにしておけば、高い位置で花を咲かせますが、やはり樹形が悪くなるので剪定をしてしまうことが多いです。
アジサイ(紫陽花)の花は、挿し木などで増やすことができます。
通常の剪定で切ったものでも伸びますが、この伸びすぎた枝のほうがうまく挿し木にしやすいです。
わが家は、3本の枝を切ってみました。
この枝から、上の4枚を残して、下の葉を全て落とします。
そして、上の4枚も、葉を半分に切ってしまいます。
こうして、ちょっと可哀想な・・・挿し木の準備ができました。
これを水に挿しておくことで根がでるようです。
剪定をした部分で根が伸びるのは楽しみですね。
これでまたアジサイ(紫陽花)が増えると思うと楽しみです。